画像を含めたWebページ全体の色合いをレタッチ感覚で一括調整できる「Rafale」v1.01が、1月25日に公開された。Windows 98/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Rafale」は、Webページ全体を1枚の絵に見立て、画像をレタッチする感覚でWebページ全体の色合いを調整できるソフト。HTMLファイルを読み込むと画面右側全体にWebページがプレビュー表示され、画面左側にHTMLで指定されたカラーコードと画像ファイルがリスト表示される。

　操作はまさに画像レタッチソフト風で、彩度や明度、コントラスト、カラーバランスなどをスライドバーで調整するとWebページ全体の色合いが即座に変化する。Webページ内に含まれる画像ファイルも同時に色合いを調整できるのが特長で、とくに見出しやテーブル枠などのデザインを、HTMLタグではなく画像ファイルで指定しているWebページに威力を発揮する。

　調整後に［上書き保存］メニューなどを選択すると、HTMLファイルと画像ファイルを一括して編集・保存することが可能。色調整の仕組みは、HTMLファイルであればCSSを含むCOLORタグのカラーコードを、画像ファイルであればファイル自体を変更している。本ソフトが読み書きできる画像形式はBMP/JPEG/GIF/PNGで、JPEGは出力時の圧縮率を指定可能。また、JPEG/GIFファイルをBMPに変換して保存する機能もある。

　また、Webページ全体を色調整するだけでなく、指定したCOLORタグや画像ファイルのみを対象に色調整することも可能。画面左側にあるカラーコードと画像ファイルのリストで、チェックボックスをON/OFFして色調整の対象を決定できる。

【著作権者】nki　氏

【対応OS】Windows 98/XP

【ソフト種別】フリーソフト

【バージョン】1.01（05/01/25）

□Blue Works

http://www.blue-works.net/

（中井 浩晶）