301ではなく302を使っているサイトをGoogleが禁止しているという記事を目にした。つまりHTTPリダイレクトの話である。ご存じだと思うが、HTTPリダイレクトはURLが変更されたことを通知するため、閲覧しようとするユーザーに応答する機能のことだ。
そして、HTTPリダイレクトに用いられるステータスコード301と302には、次のような違いがある。
301:完全にWebページが転居して消滅している
302:Webページが一時的に別の場所に転居している
Business.comは恒久的に削除されたファイルに302を使っていて、Googleはそれが誤ったリダイレクトだとしてBusiness.comにペナルティを課した。最悪なことに、Business.comはページランクがゼロにされてしまい、おまけにGoogleの検索インデックスから削除されてしまったのである。
でも5分前にBusiness.comのサイトをチェックしてみたら、Business.comはGoogleのインデックスに復活していた。ページランクも8に戻っている。まあ良かったのだろうけれど、こういう事態はBusiness.comの会社の人たちにとってはたいへんな事件だっただろうな。