■アメリカでキーワード広告料が高騰!?
サンフランシスコの検索マーケティング企業であるFathom Onlineのレポートによれば、2004年第4四半期に広告主が検索エンジンに支払う広告料は、2004年9月末と比べて24%も増えたという。まあ普通に考えられる理由は、10〜12月という第4四半期はクリスマスシーズンを抱えており、人々の買い物熱が急激に高まるということからだろう。
しかし、そうではない理由もあり得る。検索エンジン広告市場に今まで以上に多くの広告主たちが参戦し、オークションで行なわれているキーワード広告にどんどん高値で入札するようになったため、落札価格がインフレを起こしたのかもしれないのだ。実際、クリスマスで沸騰するはずの12月の広告料は、10月、11月の急増とは裏腹に前月比でわずか2%しか増えていない。
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