Googleは、敵対しているMicorosoftやYahoo!、AOLといった他企業をたたきのめそうと考えている。これまで同社は、独自のWeb検索の分野でたいへんな成功を収めてきた。Yahoo!、MSNと争ったニュースのポータルサイトや、eBayを苛立たせたショッピングポータル、アマゾンを震え上がらせた書籍の本文検索商品検索、Yahoo!mailなどが腰を抜かさんばかりに驚いた1GBの大容量メールサービス、ブログ文化を加速させているBloggerサービス、そしてMicrosoftをぴりぴりさせているデスクトップ検索――。
そんな中で、Googleは次は何を目指すのだろうか。
同社が、Microsoftが作り得ないような新型のOS開発に乗り出すということも考えられる。もしそうしたことが成功すれば、GoogleのドリームはMicrosoftの今の現実よりも、ずっと価値のあるものになっていくということは言えるだろう。