一歩一歩進んでいく
●GoogleがMicrosoftのゲームを躍る

 GoogleはMicrosoftの競争モデルを真似していて、ビル・ゲイツもそのことはよく理解しているはずだ。ゲイツにとっては、Googleがデスクトップの分野で好位置につけつつあるというこの事態にはかなり苛つくものに映っているに違いない。

 その「ゲーム」は、どんな風になるのだろう。

ステップ1:Googleは秀逸なアプリケーションを作り上げて、市場のかなりの部分を専有するにいたる。競争相手を叩きのめし、Google以外の同業他社がどうなっているのか誰も気にしないぐらいの状態に持って行く。もちろん、収益の上げられるビジネスモデルも必要だけど、彼らはそうしたモデルをすでにOverture(元Goto.com、今はYahoo!が買収済み)のやり方の中に見つけている。

ステップ2:ユーザーの潜在的能力をさらに拡大していくような画期的な製品やサービスをリリースし、独占支配を揺るぎのないものにする。

ステップ3:ステップ1の繰り返し。そしてGoogleは新しいサービスやビジネスに立脚した新しいサービスを次々と投入していく。




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