米Googleは8日、実験的技術を公開するページ「Google Labs」において地図検索サービス「Google
Maps」のベータ版を公開した。米国全土の地図を表示し、目的地までのルートを地図上に示したり、「Google
Local」のローカルサーチ機能と連動させて近隣の情報を地図上に表示できる。
検索の方法は簡単で、例えば「great sushi in New
York」と検索フォームに入力すると、ニューヨークにある美味しい寿司屋の一覧が地図上に表示される。それぞれのアイコンをクリックするとGoogle
Localの検索結果をもとに電話番号などの情報を得られ、さらに自分の現在地を入力すればその店までのルートをカーナビ風に地図上に表示することもできる。
似たようなサービスはYahoo!やMapquestなども行なっているが、Google
Mapsの大きな特徴の1つは画面上で米国の巨大な地図をドラッグできることにある。最初に米国全土の地図が表示されるが、どんどん拡大していけるだけでなく、マウスを使って右に左にとドラッグすることで地図の中を行き来できる。まるで床の上にひろげた巨大な米国の地図を上から俯瞰している感覚だ。操作するのにマウスだけでなくキーボードショートカットを使えるのも斬新だ。
なお、Google
Mapsは現在のところ、Windows用のInternet Explorer 5.5以上、Windows/Mac/Linux用のFirefox
0.8以上、Mozilla 1.4以上、Netscape
7.1以上に対応しており、利用するにはJavaScriptを有効にする必要がある。
Googleの広報では一般論として「すべてのサービスをすべての言語で提供したい」としているが、例えば日本語でのサービス提供など具体的な予定についてはコメントできないとしている。
関連情報
■URL
Google Maps(英文)
http://maps.google.com/
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( 青木大我
taiga@scientist.com )
2005/02/09 14:01
(impress Watch) - 2月9日15時32分更新
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