一歩一歩進んでいく
●地理感覚のあるメタタグってどう?

 Gigablast.comは、これからビッグカンパニーになろうと努力している小さな検索エンジンだ。今年末までには、4億ページのインデックスを構築する見通しだという。そして今、同社は地理感覚のあるメタタグを使ってお店の場所を知らせるというサービスの実験を行なっている。詳しくはこのWebページを見てもらえればわかるけれど、現在提供されているメタタグはこんな感じになっている。

< meta name="zipcode" content="">
< meta name="city" content=" ">
< meta name="state" content=" ">
< meta name="country" content=" ">
< meta name="author" content=" ">
< meta name="language" content=" ">
< meta name="classification" content=" ">

 過去には、同じキーワードを何度も何度も繰り返したり、故意に不正なデータをメタタグに埋め込むことにより、検索エンジンをごまかそうというスパム的なテクニックがWebマスターたちによって乱用された時期もあった。だからGigablast.comの経営者であるマット・ウェルズ(Matt Wells)は、この新しいメタタグが正当であることをきちんと実証させて、それから世界中のWebマスターたちにこれらのメタタグを使うように働きかけていかないといけないということになる。

 とりあえず、僕もマット・ウェルズにメールを出してみようかと思っている。彼に言いたいのは、まず第一に新メタタグで使われている「zipcode」は1語ではなく、米郵政公社によれば2つの単語から成り立っているのではないかということ。それからzipcodeというのは、米郵政公社が1963年7月1日から使い始めた番号だけど、米国以外の多くの国ではzipcodeではなく郵便番号(postal code)を使っているということだ。



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