先週、MSNの新しい検索エンジンがどのようなルック&フィールになるかというSearch Engine Guideの記事を読んだ。書いたのはゴード・ホッチキス(Gord Hotchkiss)氏というカナダの検索エンジンマーケティング企業の社長兼CEO。彼は、マイクロソフトの新しい検索はOSに一体化されると予想している。
彼の記事をかいつまんで紹介しよう。新しいMSN Searchでは、この検索エンジンはMicrosoft IIS Serverとネイティブで連動し、通常のエンジンがインデックス化しにくい、動的なコンテンツを含んだWebページも検索できるようになるという。IISで動的なWebサイトを構築すれば、検索エンジンにも簡単に引っかかるようにできるというわけだ。
たぶんマイクロソフトが最終的に狙っているゴールのひとつは、ハードディスクの中の検索と、インターネット検索をシームレスに統合してしまうことだろう。あなたがどういう作業を現在しているのかをモニターして、Webサイトと自宅のハードディスクの両方から必要なファイルを探し出してくれる――将来はそういうようなものになるかもしれない。そうしたら、ぼくたちが今のところGoogleやYahoo!でやっているような“マニュアル検索”は、もっとスピーディでパワフルな機能を備えるようになるだろう。
MSN Searchの新しいインターフェイスは、パラメータを調整したり、フィルタリング機能をオンにするごとに、リアルタイムで検索結果が自動アップデートするようになると噂されている。また自然文による検索機能についても、新たな進化が加えられているとか。これらの話がもし本当なら、とても興奮する話だね。